卯年の年頭に |
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明けましておめでとうございます。「雪うさぎ」という子どもの遊びがあったそうです。朝、降り積もった雪を集めてお盆の上にうさぎの形をつくります。南天の実で二つの目を入れたら、さあできあがり。赤と白との対照が鮮やかです。これを日なたに置き忘れると、お昼過ぎにはお盆の上にとけた水と実が残るだけで「?」。コロナの先行きもまだまだ見えません。果たしてウサギにあやかって飛躍の年にできるでしょうか。 |
2023年1月1日(日) |
またまたコロ禍の師走です |
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師走に入りました。今年もコロナに終始した一年でした。すでに第8波に入っているともいわれます。三密は避けるにこしたことはありませんが、ワクチンが普及したこともあり日常生活を重視する方向に舵は切られています。インフルエンザも本格的な流行の季節に入り、コロナとの重複感染が報告されています。慎重に行動しつつどうかよいお年をお迎え下さい。 |
2022年12月1日(月) |
円安と物価高の秋です |
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金木犀の香りが漂いようやく秋らしくなりました。円安、エネルギー価格の高騰で食料品など全てのモノやサービスの値上げが止まらず、秋の感傷にひたる間もありません。足もとでは第7波後のコロナは再燃の気配も見られます。オーストラリアの例もあり、寒くなるとインフルエンザとの同時流行が懸念されます。日常生活へもどるための手探りがまだまだ続きます。 |
2022年10月28日(金) |
第7波の収束と届け出の簡略化 |
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台風の多い年で各地で水害が発生しています。澄み渡った秋空が待たれます。コロナの第7波はようやく収束に向かっています。9月26日から制度が大幅に簡略化されました。個別の発生届けは@65歳以上の方A入院を要する方B治療が必要な重症化リスクのある方C妊婦に限られ、それ以外は医療機関から保健所へは報告しません。コロナにかかってもご自分で登録しない限り保健所に把握されず、サービスが受けられないことになります。ご注意下さい。 |
2022年9月29日(木) |
空前のコロナ第7波 |
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7月半ば過ぎからオミクロン株BA5が猛威をふるっています。大阪では1日の感染者数が初めて2万人を超えました。全国的には20万人に達し先行きが全く見えません。当院でも発熱患者さんに外でお待ちいただくなど本当にご不便をおかけしています。三密回避などの基本は大切ですが、それだけではもうどうにもならないような気がします。ワクチンはオミクロン株に対しても一定の効果があります。まだの方は是非接種していただければと思います。 |
2022年7月28日(木) |
本格的な夏です |
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5月に植え付けたペチュニアは満開になりました。いよいよ本格的な夏に入ります。節電に留意しつつ適切なエアコンの使用を心がけたいものです。新型コロナは小康状態とはいえまだまだ対策が必要です。熱中症予防のためマスクは屋外では密接な会話をする時のみ着用、また2歳未満ではすすめられていません。コロナワクチン接種がまだの方は是非ご検討ください。 |
2022年6月27日(月) |
梅雨入りです |
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大阪でも新型コロナウイルス感染症は横ばいないし減少傾向です。少しずつ規制を緩和する方向で動いているようです。社会経済を回しながら、なおかつ慎重に行動するのに越したことはありません。いよいよ梅雨の季節に入ります。アマガエルの声に励まされながら、乗り越えたいと思います。 |
2022年5月29日(日) |
5月の憂うつ |
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赤と白と濃い緑が今でも眼に焼き付いています。5月の豊中待兼山(まちかねやま)キャンパスはツツジが満開でした。あの頃の希望に満ちた気分とはうらはらに、ロシアのウクライナ侵攻はなお続いています。これ以上の惨状を迎えないように祈るしかありません。足下では新型コロナウイルス感染症の第6波は高止まり状態が続き、流行の中心は20代に移っています。議論のあるところですが、感染源になり得るこの年代も3回目のワクチンを積極的に打つべきだと考えます。まだまだ油断せず対策を続けるのが賢明でしょう。 |
2022年4月24日(日) |
ロシアの侵攻、行動経済学など |
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新年度が始まりました。ロシアのウクライナ侵攻は続き、憤りを感じずにはいられません。一日も早い平和が訪れることを願って止みません。オミクロン株の流行はようやく減少傾向です。コロナ分科会の委員も務める大竹文雄先生の「行動経済学」のお話をうかがいました。正しい知識を持ってさえすれば人は合理的な行動をとれそうに思えます。実際はそうではありません。人の考え方には一定のゆがみ(バイアス)があり、十分な知識があっても往々にして非合理な行動をとりがちです。例えばごくまれな副作用を恐れて非常に有効な治療を断る場合などです。特に医療の現場ではこのバイアスを意識しつつ最良の着地点を見極めることが大切なのでしょう。 |
2022年3月27日(日) |
コロナ禍はどこへ |
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新型コロナのオミクロン株は大きな災厄をもたらし、介護施設や老人病院で多くの方が亡くなっています。園や学校でも流行しましたが、ほとんどの子が軽症なのは幸いです。そんな中、3月から5〜11歳へのワクチン接種がいよいよ始まります。基礎疾患を持つお子さんに接種をすすめることについては専門家の意見はほぼ一致しています。健康な子どもについては議論がありますが、小児科学会は慎重に進める方向です。接種体制も含めまだまだ課題は山積です。 |
2022年2月27日(日) |